難問奇問数学自作問題37-三角形と区分求積-
「 3辺の長さが の三角形ABCがある。辺BC、CA、ABをそれぞれ 等分する点を とする。ここで、辺BC上に頂点Bに近い方から順に 、辺CA上に頂点Cに近い方から順に 、辺AB上に頂点Aに近い方から順に とする。また、 と の交点を とする。このとき、以下の値を求めよ。
(1)
(2) 」
ポイントは、
① 区分求積に気がつくこと
② 相似比を使いこなすこと
である。
ちなみに(1)は東大の過去問である。
(1)、(2)とも、 を用いて表してやろうという方針は変わらない。区分求積後の積分も、 の頻出積分が実行できれば可能である。(2)については、相似の関係を使うと良い。また、(1)の結果を使えば計算が少々楽になる。