「以下の問いに答えよ。
(1) を1未満の正数とする。このとき、 を示せ。
(2) を求めよ。
(3) 、 なる数列に対し、 を求めよ。」
考え方のポイントは、
① 挟み撃ちの原理を使えるか
② 数列の一般項を積分表示できるか
の2点。
以下、解答のヒントを説明する。
(1)は少し難しいが、被積分部分の最大を考えることで処理できる。 は知っておくと便利。
(2)は、積分範囲を(1)のそれとそれ以外に分割し、上限下限で抑えると良い。あとは挟み撃ちの原理。
(3)は、数列の一般項が、「ある定積分」と等しくなることを用いる。