難問奇問数学自作問題28-準円の描く放物線は栄光の架橋-
「 上に動点Pをとり、中心をPとして 軸に接する円Cを作る。このとき、 軸との接点をHとする。以下の問いに答えよ。
(1) 円Cの通過する領域を求めよ。
(2) 円Cが常に接する円Dが存在し、この中心をAとする。 APHを とおく。特に、点Pの 座標が自然数 となる時の を とする。この時、 を求めよ。」
考え方のポイントは、 「交代符号の数列は隣り合う項ごとにまとめる」
である。
(1)はよくある問題。通過しない領域に定円が現れるが、これが放物線の準円に相当する。すなわち、その中心は、放物線の焦点となる。
(2)では、 を でうまく表す。ポイントに則って を計算し、部分分数分解表示すれば良い。 あとは省略。