難問奇問数学自作問題111-折り紙あるある言いたい-
「1辺が1の正方形ABCDがある。辺AB上の点Pと辺CD上の点Qを結んだ直線PQを折り目として、頂点Bが辺AD上にくるように折り返す。頂点B、Cの折り返し後の点を点B'、C'とする。また、辺B'C'とQDとが交わる点をRとする。三角形QC'Rの面積が最大となるときのBPの長さを求めよ。」
難しくないのでノーコメント。
難問奇問数学自作問題110-ジャイアンとのび太がゲームをするとこうなります-
「AさんとBさんが、引き分けがなく勝敗が必ず決まるゲームを行う。Aさんが勝つ確率は、負ける確率はであるとする。初めてAさんが2連勝した時、このゲームを終えるとする。ちょうど回目でゲームが終了する確率を求めよ。」
のままでは確率漸化式が立てにくいので、以下のように他の事象の確率を定義しよう。
回目までゲームが続きちょうど回目でAさんが勝利する確率を、回目までゲームが続きちょうど回目でAさんが敗北する確率をとする。
まずは、を、で表してみよう。立てた漸化式から、先にについて求めると良い。
答えだけ書いておくと、
難問奇問数学自作問題109-続超能力VSイカサマ師-
「問題44に関して、を求めよ。」
suugaku-daigakunyuushi-inshi.hatenablog.com
の満たす漸化式を利用する。するとが示せるので、これからに関する漸化式を求めれば良い。
具体的に漸化式はとなる。
難問奇問数学自作問題108-ローレンツ変換について-
「を実数を用いてと変換する。任意の実数に対してが成り立つとき、をを用いて表せ。」
を時間、を空間座標としたとき、のことを「世界間隔」と呼ぶ。特殊相対性理論では、世界間隔がローレンツ変換の下で不変になるように構成される。ローレンツ変換では、時間と空間が相互に入り混じっていることがわかる。古典力学を考えた場合、等速度運動する点から見た座標系は、慣性系とすればよかった。一方で、時間は絶対的であり、当然となる。この変換をガリレイ変換と呼ぶ。つまり古典力学に関しては、時間は空間の影響を受けず、一様に等しく一方向に進む。しかし、光に近い速さの点などに関しては、このようなガリレイ変換は成立しないことが知られている。すなわち、時間の進み方は空間によって影響を受け、結果としてローレンツ変換に従うようになる。