参考書紹介(大学入試数学二次、総合問題集編)

最難関大学入試レベルの数学を中心に、オススメの参考書を紹介します。

・上級問題精講

適度な難易度の良問を集めた本。最難関大の入試や、模試に頻出の問題を取り上げる。各大学の過去問を解く前にさらえておきたい。

・ハイレベル理系数学三訂版 (河合塾シリーズ)

古典的な難問を扱う。ニッチな問題もあるが、昔ながらの奇問難問に触れたいなら買うことを勧める。新課程に非対応なので注意。数学マニア向けか。

・数学難問集 100 (チャート式・シリーズ)

基本はハイレベル理系数学に似るが、こちらの方が少しだけ簡単か。新課程にも対応している。

・医学部攻略の数学 (河合塾シリーズ)

医学部向けということもあって、発想力は必要ないが、計算がゴリゴリある問題を多数収録。難易度は標準。

・新数学演習大学への数学増刊

大学への数学が、最難関大学入試向けに作った総合問題集。旧課程は"D"クラスの難問が多く、数多の数学マニアを魅了させた。新課程になってからは問題がだいぶ変わり、簡単になったかな、という印象。いずれにせよ、標準問題も多く扱っているので幅広い読者を対象としている。

・東京大学　数学入試問題50年

数学で点を稼ぎたい東大受験者はマストか。後期の問題もあるので、映えある「難問の掲載数1位」は間違いなくこの問題集であろう。ただ、これをやりすぎて他の科目をないがしろにしないように。